スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の11話・12話のネタバレ考察を解説！

スピリット・フィンガーズの11話・12話ネタバレあらすじについてまとめてきます。

平凡な女子高生が「スピリット・フィンガーズ」と個性豊かなメンバーたちに出会うのとで、

自分自身を見つめ直し少しずつ自分だけの色を見つけていく姿を描いた韓国ドラマです。

本記事では、あらすじとネタバレを詳しく解説します。

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の１０話までのまとめ

スピリットフィンガーズの10話までのネタバレのまとめは、こちらです。

絵を描くことが好きなソン・ウヨン（パク・ジフ）は、自分らしさを探す中で個性豊かなサークル「スピリット・フィンガーズ」と出会う。

同級生でモデルのナム・ギジョン（チョ・ジュニョン）にも出会い、やがて恋人へと発展。

ソン・ウヨンとナム・ギジョンは、少しずつ心を開き合うが、ソン・ウヨンの弟ウドル（キ・ウンユ）の強い反対や家庭での孤独など現実的な壁が立ちはだかる。

一方、ナム・グリム（パク・ユナ）とク・ソノ（チェ・ボミン）も友達から恋人へと関係が変化。

10話までで、登場人物それぞれが恋と成長の岐路に立つ姿が描かれていました。

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の11話のネタバレあらすじ解説

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の11話のネタバレあらすじについて解説します。

11話のあらすじ

ソン・ウヨンの態度が急に冷たくなり困惑するナム・ギジョン。

彼は、ソン・ウヨンが他の男性と歩く姿を見て『彼女が危ない』と勘違いし助けに行く。

しかし、その男性はなんとソン・ウヨンの兄であることが判明。

一方、彼が芸能事務所からスカウトされたことで2人の間に『価値観の違い』で距離が生まれ、2人はすれ違う。

過去のように簡単には戻れない現実に直面してしまう。

１１話のネタバレ

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の１１話のネタバレについて説明します！

ナム・ギジョンがスカウトされたことがきっかけで彼とソン・ウヨンは、距離を感じ彼を見掛けると自然と避けてしまう。

ソン・ウヨンの様子がおかしいことに気づくナム・ギジョン。

なんで彼女が避けてしまうのか分からず、「自分が何かしてしまったのではないか？」と悩む。

ヨム・セラ（キム・ジニョン）は、チョ・ミレ（チェ・スハ）が自分のことを避けてるように感じ彼女に理由を聞く。

すると、彼女は「ビョン・テソンが好きだけど彼はヨム・セラのことが好き」

「ヨム・セラは悪くないけど、顔を見るとムカつく」と説明する。

しかし、ヨム・セラは、「彼とは付き合うつもりわない」と告げる。

その後、彼女に母親と一緒にドイツで暮らすかもしれないことを告げる。

ソン・ウヨンと話がしたくて彼女の家に向かっていると、見知らぬ男性と2人で歩いているところを目撃する。

彼女が危険な目に遭っていると勘違いをしたナム・ギジョンは、彼女のところに駆け寄る。

ナム・ギジョンは、その男性に「未成年者につきまとうな」と挑発し警察に通報しようとする。

ソン・ウヨンがその間に入り、彼に「この人は私のお兄ちゃん」と伝える。

ソン・ウヨンは、先にお兄ちゃんを帰らせナム・ギジョンと話をする。

ナム・ギジョンは、彼女に「悩み事がありそうなのに話してくれないから勘違いした」と謝るが彼女の怒りは収まらない。

ソン・ウヨンは、彼に「今後は先走らないで」

「考えなしに行動されたくないと」冷たい態度をとってしまう。

その後、自室に戻りナム・ギジョンと別れようか迷っていると再び「自我の亡霊」がソン・ウヨンの前に現れる。

後日、ヨム・セラとチョ・ミレに別れようか迷ってる事を相談する。

彼女たちは最初驚いたが、「俳優目指す事と別れる事に何の関係が？」とソン・ウヨンに尋ねる。

ソン・ウヨンは、「私の存在が邪魔に…」と答える。

しかし、ヨム・セラが「相談せずに決めつけたらナム・ギジョンが困惑する」

「1人で勝手に悩むのやめたら？」

「正直、今のソン・ウヨンは周りが見えてない」と彼女に怒る。

１２回目の集まりのテーマは「レトロ」。

ク・ソノ、ナム・ギジョン、ナム・グリム、ソン・ウヨンの4人は参加するもずっと黙ったまま。

クロッキーが始まるとそれぞれポーズを取っていくが、重い空気変わらず…。

ソン・ウヨンは、ナム・ギジョンと目を合わせず彼がキスしようとすると咄嗟に顔を避けてしまう。

彼女の行動に傷ついたナム・ギジョンは、先に帰ってしまう。

ク・ソノもナム・グリムと気まずそうにしており、ソン・ウヨンの次に帰ってしまう。

しかし、他の男性メンバーがク・ソノの、女性メンバーはナム・グリムの相談に別の場所でのってあげる。

2人は、そこでお互いの悩みを打ち明けメンバーたちに慰めてもらう。

ソン・ウヨンが帰宅すると、母親が彼女の部屋を荒らしているのを見て驚く。

母親は、彼女に「隠れて何をしているの」かと問い詰める。

そこで、彼女は自習室に行くと嘘をつきスピリット・フィンガーズの集まりに行っている事がバレたとだと知った。

スマホも没収され、ナム・ギジョンと連絡できなくなってしまったソン・ウヨン。

せっかく見つけた自分の居場所がなくなってしまった彼女は部屋に篭り散らばった絵たちを見ながら泣いてしまう。

彼女が泣き疲れて寝てしまっている時、弟が心配して様子を観にくるが何も言わずそっと戸を閉める。

ナム・ギジョンは、ソン・ウヨンが自習室にいると思い待ち伏せしているとそこには彼女の姿はなかった。

心配になったナム・ギジョンは、なぜ彼女がいないのかヨム・セラ達に尋ねる。

ヨム・セラ達は、

「絵の集まりに行ってることが母親にバレた」

「学校以外の外出はできない」と言われ心配になった。

すると、今度は彼女達から

「ナム・ギジョンの方こそ何をしたの？」

「ソン・ウヨンのことを裏切ったの？」と質問されてしまう。

彼は、否定したが彼女達から「ソン・ウヨンを傷つけたら許さない」と言われ困惑してしまう。

ソン・ウヨンは、久しぶりに家族が揃った食卓の時に悩みを相談しようとするが「また今度」とあしらわれてしまう。

それに苛立った彼女は、

父親に「今度っていつ？」

「いつも話を聞いてくれない」

と反抗し、

「いっそのことお父さんもお母さんみたいに大きな声で怒ってほしい」と伝える。

すると、兄が「食事の後にウヨンの話を聞いてほしい」と父親にお願いする。

父親を説得しようとしたソン・ウヨンだったが、予想通り反対されてしまう。

母親は、父親に怒られたくなくて

彼女に「なぜその絵の話をしたの？」

「家の空気が悪くなった。」と彼女を責める。

11話の考察

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の11話の考察を説明します。

恋愛の「すれ違い」が本格化する象徴的な回だったと思います。

ナム・ギジョンは、ソン・ウヨンを守ろうとするあまり過剰に反応。

彼女の気持ちを理解しきれず関係が揺らぐ。

一方、ソン・ウヨンは、家庭の問題や自信のなさから素直に気持ちを伝えきれず、彼の変化にも不安を募らせる。

ナム・ギジョンのスカウトの話は、2人の将来への温度差を際立たせ、

「恋」から「愛」へ移るための試練が描かれてると思います。

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の12話（最終回）のネタバレあらすじ解説

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の12話（最終回）のネタバレあらすじについて解説します。

12話（最終回）のあらすじ

ナム・ギジョンとの関係がギクシャクしている中、自分の気持ちと向き合う決意を固める。

一方、ナム・ギジョンも誤解や未熟さから距離が生まれたことを反省し、彼女に寄り添う方法を探す。

スピリット・フィンガーズの仲間たちが、2人を支えお互いに成長した姿を見せる。

すれ違いながら2人が本当に大切にしたいものが明確になる。

12話（最終回）のネタバレ

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の１２話（最終回）のネタバレについて説明します！

ナム・ギジョンが、ビョン・テソン（チャ・ウミン）とオ・デオ（ハム・ソンミン）にソン・ウヨンのことを相談している所から始まる。

相談した結果、ナム・ギジョンは彼女のことを待ってみる事にし、それを聞いたビョン・テソン達は「成長したな！」と褒める。

一方、家族で食事してる時に母親の行動で嫌気がさした弟は食事を残し自室へ戻る。

父親は、弟に「食事中だ、座りなさい」と大きな声で注意され、怖くなり固まってしまう。

その後、父親と母親はベランダで喧嘩してしまい、

ソン・ウヨンは、弟に「私のせいでお父さんを不機嫌にさせてごめんね。」と謝る。

しかし、弟は「お母さんのせいだ。」

「お姉ちゃんが禁止のなったのもお母さんのせい。」

「お母さんが嫌いだ。」と今までの不満が漏れてしまった。

数学コンテスト当日、母親は弟を見送り、

ソン・ウヨンは、気まずい関係になっていたヨム・セラと勇気を出して話しかける。

そこで、彼女がドイツに行くことを初めて知り動揺する。

しかし、彼女は「ソン・ウヨンが親のことで悩んでたから」と今まで言い出せなかった理由ソン・ウヨンに話す。

チョ・ミレと３人で「変な男に引っかからないで勉強だけしてて」と冗談を笑いながら言い合う。

一方、弟が試験会場に来ていないとを担任からの電話で聞かされる。

母親は兄とソン・ウヨンと一緒に探しに行こうとした時、弟が帰ってきたのを兄が見つけソン・ウヨン達と一緒に駆け寄る。

しかし、弟は母親の問いかけにも答えないまま家に入る。

家のソファに座り弟に何があったか母親が聞くが「話したくないと」言う。

母親は、「友達にまた暴力された？」「叩かれた？」と弟に質問するが何も答えず。

痺れを効かせた母親は、弟を病院に連れて行こうとする。

すると、「僕がバカになると困るから？」

「賢い息子にしか関心がないんでしょ」

と病院に行く理由を母親に聞く。

母親は、「あなたが親に反抗して嘘までつくから」と怒りの矛先をソン・ウヨンに向ける。

しかし、弟が「お母さんも嘘を」と反抗してる時に父親が帰宅した。

家の空気がおかしい事に気づいた父親は、「何事だ？」と母親に聞くが「気にしないで」と言われる。

それでも「バレエの話は嘘なのに人を叱れる？」

「僕も失敗したら捨てられる」

「この前絵を破ったみたいに」と弟は母親に涙声で反抗する。

それを聞いた父親は、「母親になって口の利き方だ。」と説教をする。

しかし、弟は、「お父さんに僕を叱る資格はない」

「僕らに関心がないんでしょ」と今まで思っていたことを爆発させる。

怒りのあまり弟に手を出しそうになると、今まで黙って見守っていた兄が2人の間に入り父親止める。

兄も今まで溜まっていた不満や怒りを爆発させ家の中はめちゃくちゃになる。

ソン・ウヨンは、このやりとりを見て「私がいなくなれば完璧な家庭だと思ってたが実際はみんなが仮面をかぶっていた」ことを知った。

一方、ナム・グリムは元カレに「よりを戻そう」と復縁要請が断り、豪快な背負い投げを彼にお見舞いする。

その後、彼女は入り口で待機していたク・ソノと一緒に帰りその時に「ピンクさんの助言通りにしたよ。」と彼に伝える。

ク・ソノは、彼女に「高校生の時からずっと好きだった」と片想いしていたことを告げる。

ナム・グリムも、中学生の時に転校してきた時から一目惚れしていたことを告げる。

一方、ソン・ウヨンは研究室に帰ろうとする兄ろ呼び止める。

そして、兄の「自分が撮った写真を有名雑誌に載せるのが夢だった。」と言う話を聞き、

「ソン・ウヨンは、僕より先に自由になると思ってた。」と言われた時、

咄嗟に「私は出来損ないだから」と答えてしまう。

しかし、兄は「お前はお前だ。成績は関係ない。」

「要領よく、やりたいように生きろ。」と言い、彼女はその言葉に勇気を貰う。

家に帰り、弟のことが心配になり部屋を覗くとそこには弟の姿がない。

弟が家出をしたと知ったナム・ギジョンは、弟に電話し家に連れ戻そうと必死になる。

母親とソン・ウヨンは家で待機、父親は外を探し回ったが見つからず途方に暮れている。

すると、ソン・ウヨンが母親に「弟に仲のいい友達はいる？」と聞き、母親はその子に電話するが弟によってすぐ切られてしまった。

その頃の弟は、友達に「どうして試験受けなかったの？」と言う質問に

彼は「嫌気がさして。」「あの家に戻りたくない。」と友達に愚痴を吐く。

ナム・ギジョンを待っている間に友達とブランコで遊んでると弟の体に友達がぶつかった反動で柵に頭をぶつけ気を失ってしまう。

急いでブランコを降りた弟は、乗っていたブランコにぶつかりそうになるが運良くナム・ギジョンが止めてくれたおかげでなんとか怪我せずに済んだ。

ナム・ギジョンは、すぐに友達をお姫様抱っこし病院に連れて行く。

知らせを聞いたソン・ウヨン達は、急いで病院に向かい弟から話を聞こうとする。

しかし、母親達に怒られると思いなかなか友達の祖母の背後から出てこようとしない。

そこで、母親が歩み寄り「お母さんが悪かった。ごめんね。」と手を広げ弟を抱きしめる。

その時、友達の祖母が「孫を助けてくれた高校生は帰っちゃったかな？」と周りを見渡し探すが見つからない。

弟の友達が「あの人はソン・ウドルのお義兄さん。」と両親の前でバラしてしまった。

ソン・ウヨンは、隠れていた彼を見つけ両親の前で付き合っていることを話した。

怒られると思った彼女は、ナム・ギジョンと一緒に手を繋いで逃げる。

2人は、「頭から離れないくらい好きで不安だった。」とお互いの気持ちを確かめ合いキスを交わす。

１２話（最終回）の考察

スピリット・フィンガーズ(韓国ドラマ)の１２話（最終回）の考察に説明します。

感情の衝突は、互いの未熟さだけでなく、自分の弱さを隠してきたことが原因で起きたことが明らかになったと思います。

スピリット・フィンガーズの仲間たちの存在が精神的な支えとなり、

ソン・ウヨンもナム・ギジョンも少しずつ素直さを取り戻しました。

恋愛が単なるときめきではなく、

成長と理解を伴うものだと気づく

節目のエピソードだったと思います。

まとめ

韓国ドラマスピリット・フィンガーズの１１話・１２話のネタバレについてまとめてきました。

ソン・ウヨンとナム・ギジョンの間に誤解や価値観の違いから大きくすれ違い関係が揺らぎましたが、

仲間の支えがあったおかげでお互い自分の弱さに正面から向き合い関係を修復できて本当に良かったです。

最終回までみてきましたが、どの回も受験シーズンの高校生ならあり得そうな成績で苦しむシーンは本当に胸が痛みました。

ですが最後は、ソン・ウヨンの父親と母親が積極的に子供達や家事に参加したりして仲良い家族になってるのを見て安心しました！！